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虐待分と言えるようなものはないかもしれません 虐待お兄さんと愛でお兄さんが出ますが虐待したり愛でたりすることはありません というかそもそも、どんなジャンルに分類されるかもわかりません ↓では、ドウゾ 「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」 畑仕事を終えた帰り道、聞きなれた声が森に唱和する。 ふと目を向ければ、そこにいるのは当然、ゆっくりだ。 れいむとまりさのつがいが二組、道行く途中で出会って挨拶を交わしたようである。 なんでもない日常的な風景だ。俺は無視して歩き出した。 ここで近所の虐待お兄さんなら「ヒャッハー!」と有無を言わさず捕獲にかかるのだろうが、俺はそんなことしない。 あんな饅頭虐めて何が楽しいんだろうかと思う。うるさいだけじゃないか。 かといって、俺はゆっくりを愛でる趣味もない。ゆっくりに関わるといえば、畑を荒らしたやつを駆除するときくらいなものだ。 なのだが、ちょっと今回は事情が違った。 「「ゆっくりしていってね!!」」 「ゆっくりしてるよ! れいむとまりさはどこからきたゆっくりなの?」 「このへんじゃみなおかおだね!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 「ゆゆっ! ゆっくりしてるよ! だからどこからきたのかおしえてね!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 「ゆぅ~! だからゆっくりしてるってば!」 「いいかげんにしてね! おはなしきいてね!」 何やら言い争いになっている。 どうも、新参のゆっくりに前からいた古参のゆっくりが怒っているようだが、どうしたんだ? ゆっくりにとって、「ゆっくりしていってね!」という言葉は挨拶以上のものを持つものだと聞いている。 人間風に言えば、スローガンというかポリシーというか信念というか。 ゆっくりは、ゆっくりできないこと、を何よりも嫌う。その顕れである言葉ではないのか? それを繰り返されるのがそんなに嫌なのだろうか。 とうとう、古参まりさは顔を真っ赤にして飛び跳ね始めた。 「ゆぅぅぅぅ!! れいむたちとはゆっくりできないよ!!」 「「ゆ?」」 そこで初めて、新参ゆっくり達は首、もとい頭を傾げた。 「「ゆっくりできないの?」」 「ゆっ……!! ゆっくりできないわけないよ!! まりさはゆっくりしてるよ!!」 「れいむもゆっくりしてるよ!!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 「「ゆゆぅぅぅぅぅ~!!!!」」 何故か悔しげに地団太(?)を踏む古参ゆっくり達。 ……ワケが分からん。 あの二匹はただ「ゆっくりしていってね!!」と言っているだけなのに、何をそんなに怒っているのか。 「「ゆっくりしていってね!!」」 「うるざいよぉぉぉぉ!! れいむたちはもうどっかいってね!!」 「「ゆゆーっ!!」」 とうとう古参達が体当たりをし始めた。新参達は反撃するでもなくされるがままだ。 「「ゆっくりしていってよー!! ゆっくりー!!」」 「うるさいよ!! ゆっくりしてるよ!!」 「ゆっくりできないのはれいむたちのほうだよ!!」 攻撃が段々苛烈になっていく。 ……うーむ。 ゆっくり同士の喧嘩など、普段は珍しくもないのだが、なんだか今回は事情が違う気がする。 ちょっと興味が湧いてきたのだ。俺は事情を聞いてみることにした。 とりあえず声をかけてみよう。 「まぁちょっと待てお前ら」 「「「「ゆゆゆゆっ!!!!」」」」 びっくりした反応は全部一緒だった。 だがその後が違う。 「ゆゆっ! にんげんだよっ! にげるよれいむ!」 「ゆっくりできないよー!」 これは古参ゆっくり。 「ゆっ! おにいさんはゆっくりできるひと?」 「ゆっくりしていってね!」 これは新参ゆっくりだ。 古参は人間である俺を恐れているが、新参はそんな様子は微塵もない。よほど人里離れた場所からやってきたのだろうか。 「いや別に取って食いやしねーよ。お前達が喧嘩してたみたいだから、気になったんだ。一体全体、どうしたって言うんだい」 身を屈めて視線を低くしてやりながら、俺は訊いた。 口を開いたのは古参ゆっくりだった。 「ゆゆっ! あのこたちうるさいんだよ! ゆっくりしていってねってなんどもいうの!」 「れいむたちはゆっくりしてるのに!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 ゆっくり、という言葉に反応したのか、新参達が声を上げる。 「「だからうるさいよぉぉぉ!!」」 もう我慢できないのか激昂する古参達だが、その姿はどう見てもゆっくりしていない。 「お前ら、ゆっくりできてないじゃないか」 「ゆゆっ!? そんなことないよ」 「なんでそんなこというのぉぉぉ!?」 「だって、ほれ」 すぐさま突っかかってきた二匹を、新参ゆっくりのほうに見せてやる。 「「ゆ??」」 いきなり注目を浴びた二匹は、可愛らしく首をかしげるばかりで、どうして自分が見られているのか全然分かっていない様子だ。 知恵のついてない子供みたいな反応だが、それだけにむしろ泰然としたものまで感じさせる。 「ほら、あんなにゆっくりしてるだろ」 「「ゆううううううう……!?」」 反論が出ないあたり、この二匹も新参ゆっくりのゆっくりっぷりを感じ取ったのだろう。 「な? だからゆっくりできないのはお前らなんだって」 「ゆぅっ! ちがうよ! まりさはゆっくりできるゆっくりだよ!」 「そうだよ! あれはどんかんっていうんだよ! あんなにゆっくりしてちゃれみりゃにたべられちゃうよ!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 「「だからうるざいよぉぉぉぉぉ!!」」 できてねーよ。ゆっくりできてねーよ。 どうも、古参達は自分達こそがゆっくりできるゆっくりだと思っているのだが、しかしあの新参ゆっくりの真のゆっくりの前に、自信喪失寸前のようだ。 余裕のない態度がその表れであろう。 「まぁ、大体事情は分かった」 とりあえず俺の手に負えないってことは。 「とりあえず、俺の家にでも来るか。飯くらいは食わせてやる」 このまま放置しても良かったが、そうすると新参二匹がまた襲われてしまいそうだ。 ゆっくりなどどうでもいいことに変わりはないのだが、この二匹のことをもうちょっと知りたくなった。 あまりのゆっくりっぷりに癒されつつあったことも、まぁ認めよう。 「ゆ! ごはん! おにーさんのいえにつれてってね!」 「ゆっくりはやくね! ごはんー!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 古参二匹のふてぶてしさは正にゆっくりらしい。新参二匹も、どことなく声のトーンが上がっている。 俺は四匹を腕に抱きかかえると、家路についた。 その途中、談笑している虐待お兄さんと愛でお兄さんに遭遇する。 ……趣味が相反していそうな二人が、やたら仲が良さそうなのに驚く人もいるだろうが、別におかしなことではない。 他はどうだか知らないが、この愛でお兄さんは自分の飼っているゆっくりだけに愛情を注いでいるのだ。 それを偏愛だの差別だのという奴はまさかいないだろう。人間とて、飼い犬と野犬に注ぐ愛情には天と地ほどの差があろう。 犬とゆっくりの立場が置き換わっただけだ。だから愛でお兄さんも、実際はただのゆっくりを飼っているだけの人と言えよう。 もっとも、十数匹も飼って育てている時点で、既に普通ではないが。 「やぁ、どうも」 「これはこれは、とうとうあなたもこの道に……」 「違いますやりませんあんたと一緒にしないでください」 きめぇ丸もかくやという顔で擦り寄ってきた虐待お兄さんを遠ざける。 ちなみにこの虐待お兄さんは、何の変哲もない普通の虐待お兄さんである。 「そうですか。残念です。しかしそれならば何故ゆっくりを?」 「ええ、実はかくかくしかじか」 「まるまるうしうしということですね。なるほど」 日本語って便利だ。 「というわけで思わずこうして連れてきてしまったんですが、どうしたもんでしょうか。 このまま離してもこっちがこっちを虐めちゃいそうで、なんか後味悪いんですよね」 ふむふむとお兄さんズは頷きあったあと、「ならばこうしてみると良いでしょう」と提案してきた。 俺は二人に礼を述べると、再び家路についた。 十分も歩けば我が家だ。 「ただいまー!」 一人暮らしなので迎えてくれる人は誰もいないが、一応言う。 「「ゆっくりしていってね!!」」 今度先に反応したのは新参ゆっくりのほうだ。『おかえり』のニュアンスでも含んでいるのだろうか。 「ゆゆ! とってもきれいなおうちだよ!」 「ここをまりさたちのゆっくりぷれいすにしようね!」 当然、こちらは古参ゆっくりである。別に気にすることはない。これがゆっくりという生き物だ。 俺は足の泥を払って、四匹を空き部屋に放り込んだ。壊されるようなものも特にない。 「それじゃあゆっくり待ってろよ。今メシ作ってきてやるからな」 「ゆっくりはやくね! まりさはおなかがすいたよ!」 「おいしいものたべさせてね!」 「「ゆっくりつくっていってね!!」」 最早どちらがどちらだとわざわざ説明する必要もあるまい。 俺は台所で余り物の野菜と冷えたご飯を適当に炒めてやった。まあ、野生のゆっくりにはそこそこ美味い飯になるだろう。 大皿二つに分けて持っていってやると、そこでは案の定の光景が繰り広げられていた。 古参二匹は、そこら中を跳ね廻っている。キャッキャと実に楽しそうだ。 新参二匹はというと、縁側のほうで寄り添いあって日向ぼっこをしている。猫か老人を思い浮かべる。 「ほら、飯だぞ」 部屋の真ん中に皿を置いてやると、古参ゆっくり達は早速飛びついてきた。 「ガツガツガツガツッ!!」 「うめっ! めっちゃうっめ!」 よほど飢えているのか、凄まじい食いっぷりだ。 ものの数分ですっかり皿は空になってしまった。 「ゆぅ~ん、おなかいっぱいだよー!」 「おしかったよ! ありがとうおにいさん!」 そう感謝されては、こちらも少しは嬉しい気分になる。 「はいはい、おそまつさま。それにしてももうちょっとゆっくり味わって食えよ」 「ゆっ! だっておいしかったんだもん!」 「まぁそれならいいが……」 言いながら、もう一つの皿のほうに目を向ける。 「むーしゃ♪ むーしゃ♪ しあわせ~」 「むーしゃ♪ むーしゃ♪ しあわせ~」 新参二匹は、実にゆっくりと食事を楽しんでいる。 「どうだ。美味いか」 「ゆっくりおいしいよ! ゆっくりたべるよ!」 「そうか、まぁゆっくり味わってくれ」 「ゆっくりあじわうよ! むーしゃ♪ むーしゃ♪」 見るものが幸せになってくるような、和やかな食事風景である。 ふと見れば今食事を終えたはずの二匹まで、また涎を垂らしているではないか。 「もっとゆっくり食えば良かったのにな」 「「ゆぅぅぅぅぅ~~~~~~~……!!」」 二匹は心底悔しそうであった。 食後も、二組の違いは明確に分かれていた。 古参は、食べてすぐだというのにまた遊び始めている。元気なことだ。まぁそのくらいじゃないと野生では生きていけんのかもしれん。 新参のほうは、部屋の隅のほうで寄り添いあって眠っている。牛になるぞ。 「ほら、次は水浴びさせてやる。こっち来い」 俺は古参を呼び寄せ、新参を起こしてやると、裏の水場に連れていった。 二つの大きめな桶に水を張り、それぞれの組を入れてやる。 「ゆっゆー! ぷしゅー♪ ぷしゅー♪」 「ゆーん! つべたいよれいむー! おかえしー♪」 古参は実に楽しそうに遊んでいる。 「ゆ~……ごくらく~」 「ゆっくりできるよー」 対してこちらは、まるで湯治場のジジイである。お前らほんとにゆっくりか……いやゆっくりだな。ゆっくりしてるし。 まるで子供と老人を見ているかのようである。 水遊びのあと、俺は元の部屋に戻り、四匹を前にして座った。 「どうだ。折角だし、今日は泊まっていくか」 四匹はいっせいに色めきたった。宿の心配はやはりあったのだろう。 「ゆっくりとまっていくよ!」 「ゆっくりしていくね! おにいさんもいっしょにゆっくりしてね!」 新参達は素直に喜びを表現している。 対して古参達は、 「とまっていくよ! でもそのこたちとはへやをべつにしてね!」 「そのこたちとはゆっくりできないよ! ゆっくりおねがいだよ!」 と言った。 「「ゆゆぅ!」」 新参達は傷ついたような顔をする。それはそうだろう。こいつらはただ一緒にゆっくりしたいだけなのだ。 「おいおい、酷いこと言うなよ。同じゆっくりだろ」 「ゆ! だってゆっくりゆっくりうるさいんだもん! そんなんじゃゆっくりできないよ!」 「ゆっくりすることが、お前達ゆっくりにとって一番大事なことだろ?」 「そうだけど……でもずっとゆっくりしてても、ごはんはとれないし、れみりゃからもにげられないよ!」 「ゆっくりするにも限度があるってことか?」 「ゆ! そのとおりだよ! ゆっくりしてばかりじゃゆっくりできないんだよ!」 日本語として何かおかしい気もするが、なるほど、実にもっともだ。 明日のゆっくりのために、今日のゆっくりを敢えて捨てる。捨てなければならない。悲しいけど、これ、現実なのよね。 ゆっくりだけでなく、人間にも通じる考え方であろう。 だが。 だがしかし、だ。 「それで、お前達は本当にゆっくりしていると言えるのか?」 「「ゆっ!?」」 俺は言った。目の前の二匹が、あまりにも哀れに思えたからだ。そしてそれが、自分や他の人間と重なったからかもしれない。 「ご飯を食べられればしあわせー♪だろうし、寝床にありつけばゆっくりできるだろう。 でもそれだけで、本当にゆっくりしているって言えるのか?」 「「どういうことぉぉぉぉ!?」」 「例えばの話、もしお前達が人間に捕まって、たくさんご飯をもらえたとするだろう。ゆっくりできるか!」 「ゆ! それはうれしいことだよ! ゆっくりできるよ!」 「目の前でたくさんの仲間達が、ご飯をもらえずにゆっくりしていても?」 「「ゆぅっ!?」」 その光景を想像したのだろう、二匹の顔が蒼白に染まった。 野生というだけあって、飢えの苦しみも知っているだろうから、まざまざと想像できたに違いない。 「掴まって狭い檻に入れられて、ゆっくりできるか? 確かにれみりゃからは襲われないし、安全だろうけど」 「ゆ、ゆぅ……」 「逆に、だ」 一拍置く。 「もし食べ物が足りなくても、もし安全な寝床がなくて……となりに大切な友達がいれば、ゆっくりできるんじゃないか?」 「「ゆゆっ……!!」」 二匹はお互いの顔を見合わせた。やはり、そんな経験があるのだろう。 苦しいときも支えあい、生き延びてきた、そんな経験が。 「そう、ゆっくりできるかどうかは、食べ物や寝床のあるなしじゃない。安全かどうかでもない。 一緒にゆっくりしたい誰かがいるか、そして何より『ゆっくりできている』と心から思えているか……そうなんじゃないか!?」 「「ゆ゛ーーーーーーーーー!!!!!!」」 ガァ────z______ン!!!という書き文字を頭から浮かべて、二匹は硬直した。 「お前達の今日の姿を見ていて、俺は思ったよ。 お前達はゆっくりできていなかった。それは、自然で生き抜くために、必要な在り方だっ。だから仕方ないとは思う。 だがな、見ろ」 俺は二匹を、新参ゆっくりのほうに向けてやる。 二匹はまたも注目を浴びて戸惑っていたが、やがて言った。 「「ゆっくりしていってね!!」」 まるで太陽のような明るい笑顔で。 「心にゆとりのある生き物……なんと素晴らしいことか! いつもどんなときも、自分がゆっくりできているからこそ、あの二匹はあんなことが言えるんだ。 自分がゆっくりするだけでなく、他の人もゆっくりさせてあげたいがためにな」 「ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、ゆぅぅぅぅぅう!!!」 「ゆっぐりじだいよぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 とうとう、二匹は泣き出してしまった。 新参達を見て、在りし日の姿を思い浮かべてしまったのだろう。 無邪気に遊べていた子供時代、何も心配することも恐れることもなかったあの懐かしき日々。 ああ、それを一体どこに置いてきてしまったのか……とか、そういうことを。 「ゆっ、ゆっくりしていってね!」 「なかないでね! いっしょにゆっくりしていってね!」 慌てたのは新参二匹だ。まるで自分が泣かせてしまったかのように思っているのだろう。 「ゆっぐりじだいよぉぉぉぉぉぉ!!!」 「ゆっぐりざぜでえええええええ!!!」 しかし古参二匹はさらに泣き叫ぶばかりだ。ああ、そろそろうるさくなってきたぞ。 「いや、やってますな」 「やぁ、こんばんわ」 そんな折、虐待お兄さんと愛でお兄さんがやってきた。 「どうなりましたか? まぁ、これを見れば大体分かりますが」 「ええ、言ったとおりでしたよ」 愛でお兄さんと言葉を交わす。 お兄さんズは俺にこう言ったのだ。『どちらがゆっくりできているか観察し、そしてそのことをちゃんと言ってやればいい』。 その結果、古参は自分達がゆっくりできていなかったことを悟り、こうして泣き叫んでいる。 こうしてやれば、もはや古参達は新参達を虐めることはできまい。自ら敗北を認めてしまったのだから。 だがよく考えてみれば、根本的解決にはなっていない気がする。 新参ゆっくり達を野に放てば、どうせ他のゆっくりに虐められるに違いないからだ。 などと考えていると、虐待お兄さんが泣き叫んでいる二匹に近づいていった。ああ、また始まった。 「やぁ君達! ゆっくりしたいのかい?」 「ゆっぐりじだいでずぅぅぅぅぅぅ!!」 「ゆっくりさせてあげようか?」 「ゆっぐりざぜでぐだざいぃぃぃぃ!!」 虐待お兄さんはにんまりと笑う。 「そうかそうか! ではお兄さんの家でゆっくりさせてあげよう! まずはこの中に入りなさい」 と、二匹を麻袋の中に招き入れた。既に中で何かが蠢いていることについては突っ込むまい。 「ちょろいもんだぜ」 と唇の端をゆがめるお兄さんはどう見ても悪人である。 「ヒャア! 我慢できねぇ! 虐待だ!」 そしてそう言って、挨拶もなしに俺の家を飛び出していった。 「あーあ」 「行ってしまいましたね」 やれやれ、と愛でお兄さんと苦笑する。あの二匹は、もう永遠にゆっくりできないことであろう。死ぬまで。 「あれ? こっちは残していったんですね」 新参ゆっくりは、まるで旋風のように去っていった虐待お兄さんに目を丸くしている。 「ああ、彼はそのゆっくりには興味ないんですよ」 「というと?」 「真にゆっくりできているゆっくりは、虐めても良い反応を返しませんからね。レスポンスがないとつまらないと、そういうことでしょう」 「ふぅむ」 虐待お兄さんにも虐待できないものがあったとは。いや、というか、単にサドいだけか。 「「ゆゆっ!! ゆっくりしていってね!!」」 こちらの視線に気づいて、二匹がいつもの声を上げた。すると愛でお兄さんが近づき、二匹を抱き上げる。 「うん、ゆっくりしていくよ」 「「ゆっくりしていってね!!」」 優しく抱かれて、二匹とも嬉しそうである。 「飼うんですか?」 「ええ。このゆっくりは珍しいですからね。うちのゆっくりの、遊び相手にさせたいと思います」 珍しいねぇ。そんなに特殊なゆっくりなんだろうか。 「そんなに珍しいものなんですか? これ。見た目は普通のゆっくりと変わらないように見えますが」 「まぁ、ゆっくりであることに変わりはないんですが、ここまでゆっくりできているゆっくりとなると、中々いませんね。 今のゆっくりは、人や動物に襲われ続けて、警戒心が強くなってますから」 「つまり、昔はこのようなゆっくりが主流だったわけですか」 「ええ。ゆっくりたちは、生き残るために、ゆっくりすることを敢えて捨てて、今のようになったのです。世知辛い話ですね」 生き残るために、ゆっくりはゆっくりすることをやめた。 それでも『ゆっくりしていってね!』と言われて思わず立ち止まってしまうのは、種として誕生したときからの本能なのだろう。 そう考えると、ゆっくり達が少しだけかわいそうに思えてきた。 ゆっくりも、人間達と同じなのだ。生きるために働き、心のゆとりを喪っていく。 俺は目の前の二匹に、何か大切なことを教えられた気がした。 次の日から、俺はゆっくりに少しだけ優しくなった。 道端で声をかけられたら、ちゃんと『ゆっくりしていってね!』と返すようにしている。 ゆっくり達もまた、現代社会の犠牲者なのだ。それを無闇に蹴り飛ばすこともないだろう。そう思った。 ゆっくりにも、できるだけゆっくりしてもらいたいと、俺はほんの少し思うのだ。 ──ま。 だからって悪事を働いていい理由にはならないので、俺の畑を荒らしたやつは例外なくブチ殺すようにしているがね。 あとがき 虐待スレも、思えば遠くへ来たもんだ。 初期作品を読んでいたら、こんな話が出来上がっていました。 純粋なのも、ふてぶてしいのも、憎たらしいのもいいじゃない。ゆっくりだもの。 あと、いい加減自分に名前をつけることにしました。 好評を博して頂いている『焼き土下座』から名前を取り、これからは土下座衛門と名乗らせていただきます。 今後ともよろしくお願いいたします。 今までに書いたもの ゆっくり実験室 ゆっくり実験室・十面鬼編 ゆっくり焼き土下座(前) ゆっくり焼き土下座(中) ゆっくり焼き土下座(後) シムゆっくりちゅーとりある シムゆっくり仕様書 このSSに感想を付ける
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「ゆっくりしていってね!!!」元ネタ調査レポート これは いままで だれも しらなかった ゆっくりのるーつ を さぐろうとする いまさらなきかく いろいろな ところ から じょうほうを あつめて しんそうっぽいものを つかもうとしてみよう _人人人人人人人人人人人_ > こんばんわン!!! <  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' '、 ! /,!'、(ヒ_] ヒ_ン| ハ! i. ヽ. V ハ''" ,___, "!ノ ハ, )ヘ`ヽゝ、 ヽ _ン 人| レポーター 犬走椛 ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' '、 ! /,!'、rr=-, r=;ァ ハ! きめぇばかりで新聞を全く書かない例の人の代わりに i. ヽ. V ハ''" "'!ノ 仕事しました。さてさて、私はどこまで真相に近づけるのでしょうか。 ハ, )ヘ`ヽゝ、 ー=- 人| ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' '、 ! /,!'、(ヒ_] ヒ_ン| ハ! では早速初代ゆっくりスレら辺を見て行こうか。 i. ヽ. V ハ''" ,___, "!ノ ハ, )ヘ`ヽゝ、 人| ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ 引用元【ゆっくりしていってね!!!のガイドライン】(初代 ガ板ゆっくりスレ) 31 :水先案名無い人 :2008/02/03(日) 23 23 09 ID CubJMyq60イラスト化計画http //riceballman.fc2web.com/AA-Illust/Data/Yukkuri.html元ネタhttp //www37.atwiki.jp/aremi/pages/23.htmlhttp //listeners.peca.jp/?cmd=read page=%C7%DB%BF%AE%BC%D4%BE%F0%CA%F3%2F%A5%A2%A5%EC%A5%DFhttp //yui.cynthia.bne.jp/game/img/1202011057_0053.jpghttp //yui.cynthia.bne.jp/game/img/1202011057_0054.jpg36 :水先案名無い人 :2008/02/04(月) 00 03 08 ID krIkJhNz0 31「ゆっくりしていってね」って言うのは、誰かが勝手に考えたの?38 :水先案名無い人 :2008/02/04(月) 00 06 43 ID FvMc08lQ0なんだ、同人屋の広告の自作自演か219 :水先案名無い人 :2008/02/05(火) 04 50 29 ID uhs5og2E0 38違うぞ、 31の通りであってる。ニコニコの永井とかビビリバイオのこころんが動画配信してるpeercastってコミュニティがあってだな。そこの配信者の一人のアレミってヤツのリスナーが作って、アレミスレに投下されたのが初出。アレミがあまりのシュールさに爆笑してスレのテンプレに入れ、それがpeercastの東方配信者間で流行り、その後peercast全体と2chとに波及した感じ。 , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' さすが初代スレ。しっかり話題に出ている。 '、 ! /,!'、(ヒ_] ヒ_ン| ハ! これは割と色んな所で言われてる説。 i. ヽ. V ハ''" ,___, "!ノ 早くも真相に辿り着けました。 ハ, )ヘ`ヽゝ、 ヽ _ン 人| ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ 引用元【ニコニコ大百科「ゆっくりしていってね!!!とは」】 『PeerCast 配信と同人作家でもある 「アレミ」 氏のファンが作成、アレミ氏スレに書き込み、 それを東方ファンらが気に入って他の掲示板などにコピペ。信者、アンチ巻き込んでの流行となった』 …という説が有名だが、アレミ氏本人がこれを否定しており、発祥地や誕生のきっかけについて統一された 見解は未だ存在しないと言われる。 , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' '、 ! /,!'、rr=-, r=;ァ ハ! i. ヽ. V ハ''" "'!ノ ハ, )ヘ`ヽゝ、 ー=- 人| ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ 引用元【ゆっくりしていってね!!!のガイドライン】 230 :水先案名無い人 :2008/02/05(火) 13 40 06 ID ZNhJS28S0 219それはちゃんぽんのスレの方が先だろまずちゃんぽんスレで東方のAAが流行ったんだよそれでちゃんぽんが気に入ったの、そしてその次の日くらいにアレミって人のスレにも張られたんだよ、勘違いすんな242 :水先案名無い人 :2008/02/05(火) 13 52 07 ID ehzcNT6p0お前らちゃんぽんさんに許可取ったのかよ許可無しで勝手に使ってると出るとこ出るチリよ245 :水先案名無い人 :2008/02/05(火) 13 59 30 ID ehzcNT6p0ちゃんぽんさんのバックには1000人の信者が控えてるって事を覚えておきな , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' '、 ! /,!'、rr=-, r=;ァ ハ! …知らんがな。 i. ヽ. V ハ''" "'!ノ ハ, )ヘ`ヽゝU ー=- 人| ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ 引用元【ゆっくりしていってね!!!のガイドライン】 593 :水先案名無い人 :2008/02/07(木) 21 09 56 ID 8T4TDsFE0元ネタは「一緒にお菓子をたべませんか」のAAを東方キャラで改変したのが数年前なぜか今頃復刻して「ゆっくりしていってね」となったんだろ594 :水先案名無い人 :2008/02/07(木) 21 18 22 ID wDxqEFvu0 593あーーーーそうだったなそうだったな!言われなきゃ思い出さなかったわ懐かしい , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' これはAAの元ネタの方ですな。 '、 ! /,!'、(ヒ_] ヒ_ン| ハ! どうやら初出はセリフが違った模様。 i. ヽ. V ハ''" ,___, "!ノ ハ, )ヘ`ヽゝ、 人| ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ 引用元【ゆっくりしていってね!!!のガイドライン】 595 :水先案名無い人 :2008/02/07(木) 21 23 26 ID WvnsUhK20 593しかもなぜ突然流行りだしたかも分からない。とりあえずゆっくりしてから考えるけど。596 :水先案名無い人 :2008/02/07(木) 21 29 16 ID S0A0Efiz0 593元AAの作成者ご本人さま?もしそうだったら下のこれより以前からあったかどうかと初出が何時だったのかを教えてはくれまいか495 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:04/05/20(木) 10 27 ID ??? __ _____ ______ い ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 っ 'r ´ ヽ、ン、 お し ,'==─- -─==', i .菓 ょ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | 食 子 に レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| べ を !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | ま L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| せ | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / ん レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ か597 :水先案名無い人 :2008/02/07(木) 21 29 22 ID 8XWCzuGN0 595ここ最近・・・て程真新しい事でもないけど、N速+で定期的に意味不明なAAやコピペが多く見られるんだよね天狗の仕業然り 3プギャーしかりデア・リヒター最強然り598 :水先案名無い人 :2008/02/07(木) 21 31 50 ID 0ZSFV+Mm0 596こんな古いのかよw , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' 4年以上前… '、 ! /,!'、(ヒ_] ヒ_ン| ハ! マジですか? i. ヽ. V ハ''" "!ノ ハ, )ヘ`ヽゝ U ー=- 人| ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ 引用元【ゆっくりしていってね!!!のガイドライン★2】 6 :水先案名無い人 :2008/02/08(金) 00 01 07 ID OeeUE/4Y0ナマクビのもと ,---、, --、,---, ,'ゝ-´、⌒,'´-´、_ゝ /==-- ヽヽ, 一緒に,イ 人_,\iノ人/|_入ゝ i お菓子を ヽi i.イ[) [~)アi イ.ヽ | 食べませんか |人" ∀ ".人i |ノ レ'`' -- --イ/レ'19 :水先案名無い人 :2008/02/08(金) 00 17 40 ID PxRL1a6N0593 名前: 水先案名無い人 [sage] 投稿日: 2008/02/07(木) 21 09 56 ID 8T4TDsFE0元ネタは「一緒にお菓子をたべませんか」のAAを東方キャラで改変したのが数年前なぜか今頃復刻して「ゆっくりしていってね」となったんだろ596 名前: 水先案名無い人 [sage] 投稿日: 2008/02/07(木) 21 29 16 ID S0A0Efiz0 593元AAの作成者ご本人さま?もしそうだったら下のこれより以前からあったかどうかと初出が何時だったのかを教えてはくれまいか495 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:04/05/20(木) 10 27 ID ??? __ _____ ______ い ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 っ 'r ´ ヽ、ン、 お し ,'==─- -─==', i .菓 ょ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | 食 子 に レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| べ を !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | ま L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| せ | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / ん レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ か 596確かそれ文字付く前は作りかけの生首AAだったようなその人の初製作AAだったらしい身体は未だ作られて居ないって書き込んだら500越えてたのな , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' 何やら…一筋縄ではいかないようですね。 '、 ! /,!'、(ヒ_] ヒ_ン| ハ! i. ヽ. V ハ''" ,___, "!ノ ハ, )ヘ`ヽゝU 人| ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ 引用元【ゆっくりしていってね!!!のガイドライン】 640 :水先案名無い人 :2008/02/07(木) 23 15 06 ID 8T4TDsFE0 お菓子を食べませんか→ケヒヒ霊夢と言われる→霊夢を虐めよう(お菓子を踏み潰したりして泣かせる) この一連の流れはギコの女猫のなんだっけあれ、あれの虐めAA展開と似てる まあ、そういうのが2004年頃に東方本スレで流行った(東方本スレの黎明期から安定期への移行時期) そっから2chを離れ界隈でこのAAが熟成されて2007~8年にゆっくりしていってねとして逆輸入されたのではなかろうか , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' '、 ! /,!'、rr=-, r=;ァ ハ! わけわからん…。 i. ヽ. V ハ''" "!ノ ハ, )ヘ`ヽゝ U ー=- 人| ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' '、 ! /,!'、rr=-, r=;ァ ハ! まぁ…知ってる人はいるけど今一歩踏み込めてない、そんな i. ヽ. V ハ''" "'!ノ 感じですね。以降はゆっくりスレでも度々同じ話題のループで ハ, )ヘ`ヽゝ、 ー=- 人| これ以上の進展はほとんど見られない状況が続きます… ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ 【NEXT】
https://w.atwiki.jp/yukkuri/pages/469.html
【ゆっくり起源探求記 1】 , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 さてさて、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ 「ゆっくりしていっていってね!!!」の元ネタは何か? | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' 正誤の判断がつかないまま時は流れ '、 ! /,!'、(ヒ_] ヒ_ン| ハ! 初代スレが経ってから一ヶ月程経ったある日 i. ヽ. V ハ''" ,___, "!ノ AA元について詳しい方が日記でこのような ハ, )ヘ`ヽゝ 人| 貴重な情報を公開しておられました。 ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ レポーター 犬走椛 ゲームサロン板 庫符「東方シリーズ総合スレッド 106/106 446 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:03/12/05(金) 18 18 ID ??? ,---、, --、,---, ,'ゝ-´、⌒,'´-´、_ゝ /==-- ヽヽ, , イ 人_,-i ノ人 イ_-,|_入ゝ i 衣装を香霖堂バージョンに ヽi i. イ[) [~) アi イヽ | 違いがわからないって? |人" ー ".人i | ノ | |`' -, -,イ/| | (| ,、 レ' / V \ . レ' .//[] ,ヽゝi 入 //ヽ、_// []] ,く_ L_λ__ヽ、 // [] ,──'_ イ'/ /Tヽ、ヽ,ト´ノ [] [] |_______,く__/_,,|,___ヽ___ [] [] `'~ イ_ト~ヽ_ゝ~´ i´__ノ (__`) . ̄ . ̄ ケ ヒ ヒ霊夢(仮)初登場。 以後、ゲサロの東方スレで頻繁に見かけられるようになる。 刹符「東方シリーズ総合スレッド 114/114」 280 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:03/12/13(土) 14 33 ID ??? ,---、, --、,---, ,'ゝ-´、⌒,'´-´、_ゝ /==-- ヽヽ, 270 , イ 人_,\i ノ人/|_入ゝ i 、 | , 3対1ならやってもいいわよ ヽi i. イ[) [~) アi イ.ヽ | ─, ─ 無論私たちとあなた一人でだけどね |人" ∀ ".人i | ノ / i |` ケ ヒ ヒ | |`' -, -,イ/| | (| / /i レ' / V \ . レ' ./ , ノ.| ,ヽゝi 入 //ヽ、_/ ._i / ,く_ L_λ__ヽ、 //ヽ/. 、-------.,─'_ イ'/ /Tヽ、ヽ,ト´ノ ヽ、~~~| ̄,く__/_,,|,___ヽ___  ̄ ̄ ̄ `'~ イ_ト~ヽ_ゝ~´ i´__ノ (__`) ケ ヒ ヒ霊夢(仮)が初めて ケ ヒ ヒと喋る。 559 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:03/12/13(土) 21 36 ID ??? こんなの創想話に落としたらブーイングの嵐になるんじゃないかw それに続きったってアリスがくそみそに拷問されるだけでは・・・ ハッ、一連のケヒヒ霊夢はコレが原因なのか!? 初めてスレ内で ケ ヒ ヒ霊夢と呼ばれた。 糞符「東方シリーズ総合スッドレ 316/316」 http //game8.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1082266735/ (注 こっちは重複、もしくは乱立スレで正規の316スレは別にある) 495 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:04/05/20(木) 10 27 ID ??? __ _____ ______ い ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 っ 'r ´ ヽ、ン、 お し ,'==─- -─==', i .菓 ょ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | 食 子 に レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| べ を !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | ま L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| せ | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / ん レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ か 現、ゆっくりしていってね!!!の右側である霊夢まんじゅう(仮)が登場。 姿形から ケ ヒ ヒ霊夢の改変である可能性が高い。 以後、 ケ ヒ ヒ霊夢同様に東方スレに度々登場するようになる。 東方シリーズ板 東方萃夢想 攻略・雑談スレ45 690 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/06/02(土) 14 00 10 ID U3V7q16A0 __ _____ ______ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 'r ´ ヽ、ン、 ,'==─- -─==', i i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| 怒ってませんよ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ 東方シリーズ板に霊夢まんじゅう(仮)が登場。以後、萃夢想スレで流行る。 厳密には先に某スレに顔見せしているが 現在は過去ログにも無いスレで上記の萃夢想スレに 登場するまでの間に何の進展も無かったようなので割愛 ↓一応そのスレ該当個所 847 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2005/05/07(土) 16 47 28 ID vhbS/YKY __ _____ ______ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 'r ´ ヽ、ン、 ,'==─- -─==', i i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | 早くお茶を用意するのじゃ L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ 東方萃夢想 攻略・雑談スレ47 109 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/06/10(日) 20 26 53 ID 0VHWPp9.0本当はレミで行きたいが「レミリアはつまらない」って意見が多くてやめた魔理沙は強キャラだから、咲夜は強キャラだから、みょんは強キャラだからアリスは試合長くてダレるから、レミリアはつまらないから、ゆゆ様は厨キャラだから __ _____ ______ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 'r ´ ヽ、ン、 ,'==─- -─==', i i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| そこで私ですよ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / レ ル` ー--─ ´ルレ レ´110 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/06/10(日) 20 28 45 ID qMpSgERs0うるさい霊夢まんじゅう 霊夢まんじゅうの名称を手に入れる。おめでとう! しかしこの名称は根付かなかった ・ ・ ・ 東方萃夢想 攻略・雑談スレ48 http //jbbs.livedoor.jp/computer/6306/storage/1181816058.html の13以降 霊夢まんじゅう改変祭り勃発。最初に誕生したのは妖夢(>18) 同時にVIP萃夢想スレでの改変AAを使用した対戦募集祭りへと発展。 萃夢想キャラ改変が多数作られる。個人的には萃香(上向きver)が群を抜いてやばい。 ↓やばい ,へ 〉、 _/ 、 i__/|,へ i ヽ、 ,へ、__ ,.へ L____ '__ '_ ', ゝ、/ _,,..--'───'--.、! /ヽ,ヘ、___」 \ __,.'く´ `'く\/ /〉、____ン Y 「 ,' / / i i /', ハ___ ヽ. 'ヽ、i イ /-‐| |V レ' |__」 i i /| | i .イ (ヒ_] ヒ_ン ) !__ハ,_|_」 く__| L_!_.| ,___, | 7 |〉 | | | |. ヽ _ン | | i | ! i | .| ,ヘ ハ 、 ,.イハ | |. Y ハ |ヘ>.、,_ _,,..イ オ ,.ヘ| | レ' r/V‐〈´ \__/ `ト、|ニノ | | /rィく_、 \/ム / i 7、 .| .|/.r/ `r、 くハ〉 レヽ ; 東方AAスレ 其の十 349 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/08/08(水) 14 22 51 ID n9o8MiYE0 _,,....,,_-''" `'' .. 、ヽ `' . 、 | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ ァ | ノ ヽ 、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,. ヘ ー ァ'二 ハ二ヽ 、へ,_7 r ー''7 コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7r-' ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ ノ!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ ハ ,' ,ゝ`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ,' ノ !'" ,___, "' i .レ' ( ,ハ ヽ _ン 人!,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ ( )',.イ ヽ 、__ ノ 「ヽ.レ'ヽノなんかこれかわいくね? 現、ゆっくりしていってね!!!の左側である魔理沙が登場? しかし時期的に遅すぎるしレス主の言葉から改変者本人では無さそうな辺り おそらくVIP萃スレ辺りでもっと早い時期に登場していたのであろうが手元にはログ無しで調査できず。 ↓この辺から憶測 その後ピアキャスで東方系配信者のスレにAAが流入? 同時にゆっくりしていってね!!!が生まれる ↓ ゆっくりと各地に飛び火 ↓ ゆっくりしていってね!!! ゲサロ東方スレや東方板の全ログ保持してるわけじゃないんで 完璧な調査じゃないけどこんなところじゃないかと。 特にゲサロ東方スレは重複や乱立が保管庫にも無いので辛い。 逆に東方板に関してはかなり詳細な調査のはず ・ ・ ・! (´∀` )そんなことより一緒にお菓子を食べませんか , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' これはすごい… '、 ! /,!'、(ヒ_] ヒ_ン| ハ! 2月の初代スレで指摘をしてくれた方だったのか? i. ヽ. V ハ''" ,___, "!ノ まりさの正式(?)な首も初めて見た…。 ハ, )ヘ`ヽゝU ヽ _ン 人| ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' '、 ! /,!'、(ヒ_] ヒ_ン| ハ! とりあえずここまでだな。 i. ヽ. V ハ''" ,___, "!ノ 中々興味深い。そしてAAの改変元の古さに驚くばかり… ハ, )ヘ`ヽゝ 人| だが、肝心の「ゆっくりしていってね!!!」のセリフ元等が不明解だ。 ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ と、いうわけでここからは皆のタレコミを募集するぞ。 どんな角度からのどんな情報でもいいから書いてやってくれ。何かのログ等持ってる場合は それも添えてくれた方が信憑性があるぞ。 ゆっくりしていってねの元ネタ、カードキャプターさくらの第55話だと思うんですが これはけーね先生に寄せられていた質問だったが、こんなのでもいい。 これに対する意見や、他の人が寄せた情報の真偽も存分にやってくれ。 URL貼れないんですが ログも合わせて貼ったけどエラー出たので書き込む気力が失せましたー 本気で探るなら本スレのログをもっと探るなり 深い㌧にメールで聞くなりすればいいんじゃないっすかね 一月くらい前本スレでお菓子AAについて言及してたこともあったし (2008-09-30 17 01 21) そりゃ残念。ちなみにこの欄ではh抜きのttpで書けば書き込めるよん (2008-10-01 18 40 55) いわゆるニコニコ効果で東方ファンが増えた頃?に ゲサロの東方本スレの住人が外部から来たお客さん(新参)に対して 皮肉を込めて改変AAにセリフをつけたのが始まりかと 始まりといっても流行らせたのは恐らくそれを見た外部者で 住人達も深い氏の改変AAが勝手に外で流行ったくらいの認識しか無い (2008-10-10 13 18 30) ・原型を作った人 ・セリフを作った人 ・広まった場所 が違うのはAAだとよくある事 (2008-10-13 12 37 59) ブーンが迫ってきて発言するAA→「ニュー速でやるお!」発言からやるおとして独立 のパターンとほぼ同じだな (2008-10-14 19 01 53) ttp //society6.2ch.net/test/read.cgi/gline/1203356123/ このスレの96以降参照のこと 2008/01/06(日) 22 43 11 ニュー速(嫌儲)板がたぶん「ゆっくりしていってね」というセリフと AAをあわせたものの初出、おそらくここでローカル的に流行して 逆輸入的に広まったものと思われます。 (2008-11-01 14 38 40) ゲサロのログで漁ってみた 厄符「東方シリーズ総合スレッド 4480/4480」 ttp //game13.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1197957574/ ゲーム好き名無しさん[sage]2007/12/18(火) 19 34 26 ID pXoRVtnU0 _,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_ - quot; `> ゆっくりしていってね!!! < ヽ  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ __ _____ ______ | ノ ヽ、ヽr-r "´ (.__ ,´ _,, -´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 _,.!イ_ _,.ヘーァ 二ハ二ヽ、へ,_7 r ´ ヽ、ン、 rー 7コ-‐ "´ ; , `ヽ/`7 , ==─- -─== , i r- ァ "´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | !イ´ , | /__,.!/ V 、!__ハ , ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| `! !/レi (ヒ_] ヒ_ン レ i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | , ノ ! " ,___, " i .レ L. ,. ヽ _ン L」 ノ| .| ( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ 確かに2007年11月~12月にかけて饅頭霊夢と魔理沙が頻出してた とりあえず「ゆっくり」はコレだけ確認 (2008-11-08 05 48 57) ああレス番飛んだ662ね (2008-11-08 05 54 06) もっと前あった 夕符「東方シリーズ総合スレッド 4437/4437」 ttp //game13.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1196324678/ 82 ゲーム好き名無しさん[sage]2007/11/29(木) 18 24 17 ID sINpT+cE0 (2008-11-08 06 31 04) ・・・ゲサロ舐めてたお・・・疲れたお 酒符「東方シリーズ総合スレッド 4306/4306」 ttp //game13.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1192208374/ 85 ゲーム好き名無しさん[sage]2007/10/13(土) 02 36 03 ID R7DFEU0S0 _,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_ - quot; `> ゆっくりしていってね!!! < (2008-11-08 07 43 54) ↑のスレはdat落ちしてますが ttp //www.23ch.info/test/read.cgi/gsaloon/1192208374/85 ここで見れますです (2008-11-08 21 32 24) お疲れさまですw (2008-11-09 12 23 26) >89 :ゲーム好き名無しさん:2007/10/13(土) 02 37 25 ID rjgFm7XU0 > その魔理沙と霊夢みると複からやめてってあれほど この反応を見るに、初出は2007/10/13(土) 02 36 03よりもさらに前みたいだね (2008-11-10 21 36 42) 饅頭顔とか大福とか言われだしたのはガイドライン2からみたいね (2008-11-14 03 59 04) あの霊夢の顔を移植された魔理沙が始まりっぽいな 2007年10月 魔理沙、変な顔でゲサロへ上京 2007年10月13日 霊夢と共に「ゆっくり」結成 2007年11月 改変により独自のスタイルを築き上げる 2007年12月 2ch各所で活動開始 2008年1月 絵師の目に留まりイラスト化&人気高騰 2008年2月 ガイドライン化され人気AAの地位を得る (2008-11-18 18 24 01) こんなの見つけたので一応報告。 ttp //d.hatena.ne.jp/lentis624/20090115/1232027469 実際の所どうなんでしょうね? そこまで似てるかって言われたら微妙なところだろうし…。 (2009-01-23 21 31 52) これはどうでしょうか? ttp //www.alicesoft.com/rance7/hint.html 微妙ですが・・・。 (2009-05-05 23 28 55) 2008年1月 絵師の目に留まりイラスト化&人気高騰 絵師の目に留まった理由について一説。中国毒ギョーザ事件が一枚噛んでいます 毒ギョーザ事件で連日祭り状態の2chニュース系板。関連スレッドにキモ顔の 巨大魔理沙AAが投下され始める。当時の台詞は「この餃子は私のおごりだから、 ゆっくりしていってね!」 ↓ 顔がまんじゅう魔理沙に入れ替わったり、まんじゅうだけにされたりする 台詞も本来の「ゆっくりしていってね!」になる ↓ しばらくして「ゆっくり死んでね!」「むーしゃ むーしゃ しあわせ~」等、派生台詞が出始める 当時、ニュース速報+や東アジアニュース速報+板で関連スレッドを追っていたのですが、 こんな感じの経緯がありました。イラストが投下され始めたのも、この頃だったはずです (2009-09-30 23 57 01) 風神録の頃に二次裏で東方のファンサイトがネタにされ、 そのHPのトップが「ゆっくりしていってね」と書かれて 両サイドにあんまりな絵の魔理沙と霊夢が書かれていたのが 元ネタ思ってたんだけど、記憶違いかな。 (2010-01-05 17 34 37) その正確な時期(2007年10月より前か否か?)と そのサイト又はその絵の詳細はわかりますか? (2010-01-06 21 00 25) たしか、ゆっくりはイラストを描いてからAA(アスキーアート)にしたとかww やってたなwww (2010-09-08 19 24 40) 霊夢まんじゅうって良く頭だけって分かるな (2011-03-15 18 57 20) アレミ氏の掲示板のログをあさってみた。 07/07/18、19にて同スレに霊夢饅頭AAが上陸。 その際「出来てたからつれてきた」とのレスがあることから、VIP萃夢想界隈等の流入と思われる。 その後AA改変などが行われてはいるが、ログを追える9/24までまりさ大福の出現は無かった。 よって9/24以前のゆっくりAAのログがあるならば、アレミ氏初出説は完全に崩れる。 ちゃんぽん氏、アレミ氏の個人掲示板は既に削除されており、追う手段は個人のブラウザのキャッシュぐらいしかないだろう。 私感 本人が否定しているのもあってアレミ氏説はかなり薄くなってきた。 望みのログが板削除で消えており、決め手を探すのも困難。 仮説 ①2007年8月中に萃夢想界隈のカオスから発生、じわじわ広がった→peercast界隈にも到達 ②2007年9月24日~10月13日の期間に、peercast界隈の配信者個人の掲示板で発生 (2011-07-20 17 25 07) 自分の記憶だと、菅処かどこかの画像投稿掲示板に、どこかの学校の文化祭の 模擬店の看板の画像が投稿されていたのが最初だったように思います。 時期ははっきりしませんが、菅処が活動していた2002~2007年の間ぐらいで 当時は東方Projectも一部の人にしか認知されてなかったような。 (2012-07-20 18 02 33) その看板はほぼ現在のAAの形で、技術的に微妙なものながら天然もののシュールな味わいがあり 「なんだこれはwww」という感じで話題になってたような。 暫くするとどなたかが「AAにしてみたwww」とアスキーアートを投稿し、 「再現度すげぇ」とか反響があったような記憶があります。 看板を描いた人、それを直接見た人、写真にとって画像を投稿した人、 その投稿を当時見た人、AA化して投稿した人など、結構な目撃者が いるはずなのに、その辺の話をネットで全く聞かないので もしかして根本的な記憶違いをしてるのでは?とも思うのですが。 (2012-07-20 18 13 23) 今日、深い氏のサイトにこんな文章が。 --------------------------------------------------- 【今だから言えるコト】 あの「ゆっくりしていってね」の元になった 霊夢の「お菓子を食べませんか」は 2005年ごろに私が作ったAA 魔理沙の方は2007年ごろに コミケ用にAAで四コマ漫画を作った時のAAだったりする あれを組み合わせてゆっくりにした人は凄い --------------------------------------------------- (2013-02-14 20 56 25) 初代スレから5年…ついに、か (2013-02-14 23 53 05) うーん、野菜か・・ (2015-11-08 11 54 43) 結局2ちゃん(?)全盛期の産物だったわけかい (2018-10-31 18 45 20) 深けぇ… (2021-08-23 21 54 53) はえぇぇ.. (2021-08-30 12 40 50) 個人サイトが荒らされて、という説は私も見た記憶があるな。 2chではたかしだか誰だか(ブロントさんみたいに) 超生意気な小学生の個人サイトに突撃してBBS荒らしたり インフォシークやジオシティーズにコピーサイト作って 成りすましたりと酷い荒らしかた、からかいかたを する事があったのですっかり信じていたが。 嫌がらせなら、流行時に即座に「ゆ虐」が 成立していたのも素直に納得できるし。 しかし、このwiki記事自体が2007年を昨年夏と 表現していてかなり古いし、 今検索しても全くその個人サイトの痕跡も、 その経緯をまとめた側の(私の読んだ記事)も、 昔の無料ホームページサービスがほとんど生き 残っていないためか引っ掛からないんだよね。 私は個人的事情で04年か05年から2008年まで、 ほそぼそとしかネット閲覧していなかったから、 もし、この記事作成時点で明らかな誤りとして 記事に盛り込むこと自体却下した説でなく、 辿れなくなっていたんだとすれば、 下手すると相当古い可能性が浮上してしまう…。 (2022-03-20 03 12 47) 発言欄 ゆっくり椛の仮説メモ ●現在「ゆっくりしていってね!!!」と言っている二人の原型は 元々異なる時代、異なる場所で産まれたAAだった。 ●作った人間は一人ではなく、幾多の人間に改変されて出来上がった物。 ●「れいむ饅頭」出生は2chゲサロ板 2003~2004年。『妖々夢』から『永夜抄・萃夢想』ら辺 ●「まりさ大福」は2007年の夏(出身地不明)「れいむ饅頭」から産まれた。 67 :名前が無い程度の能力:2007/07/25(水) 18 18 05 ID CP9zPU7I0 _,,....,,_-''" `'' ..、ヽ `' .、 _______ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ ,. -''"´ `' 、 な | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ 他 , '´ ,. -‐ァ'" ̄`ヽー 、`ヽ. ん_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 人 // `ヽ`フ か rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7.事 / .,' /! /! ! ハ ! ', 外r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ モ ! ノ-!‐ノ ! ノ|/ー!、!ノ ,.ゝ が!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ l ,ノレ'ーr‐r レ' '-r'r /! ノ .騒`! !/レi' ○ ○ レ'i ノ .ド ノ ! '、ノ !ノ !ヘ( が,' ノ !'" ,.--、 "' i .レ' .か ,.ハ ''" "' ! ',ヽ. し ( ,ハ u / i 人! よ '! ト.、 u ⊂つ ,.イ i .ノ い,.ヘ,)、 )>,、!_____,ノ,.イ ハ : ノヽ,! i`>r--‐ i´レヘ ノ´ わ ( )',.イ ヽ、__ノ 「ヽ.レ'ヽノ : ヽ(へ レィr'7ア´ ̄`ヽ. )' ね ノヽ/ '; ヽ、/iヽノ i Y : ノ /イ Y : ri ! `ー┘ ! i rくヽ/!ノ __ ,ゝ : ./ヽー-,イ !ンi /`/ メ `ヽ、_二、___イ1.ここで霊夢まんじゅうの目と口が左の魔理沙へ移植 __ _____ ______ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 'r ´ ヽ、ン、 ,'==─- -─==', i i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ ↓ _,,....,,_-''" `'' ..、ヽ `' .、 | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ,' ノ !'" ,___, "' i .レ' ( ,ハ ヽ _ン 人!,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ ( )',.イ ヽ、__ノ 「ヽ.レ'ヽノ2.首の一行を消す事で現ゆっくりのまりさ大福が完成する _,,....,,_-''" `'' ..、ヽ `' .、 | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ,' ノ !'" ,___, "' i .レ' ( ,ハ ヽ _ン 人!,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ役者は揃った。が、二人を組み合わせる改変と肝心の「ゆっくりしていってね!!!」と言っている決定的瞬間は押さえていない _,,....,,_-''" `'' ..、ヽ `' .、 | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ __ _____ ______ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', ir-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .||`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i |,' ノ !'" ,___, "' i .レ' L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| ( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ ゆっくり最大の謎の一つ「いつ頃作られたのかわからない」の逸話通り 霊夢のAA自体は4年以上前から存在するかなり古い物だった。 ただし、魔理沙のAAが昨年の夏頃作られた物だとしたら、どうだろう? 「昔からあったネタが何故か今年急に流行った。」と、大部分の人達が思っていたが 実は「ゆっくりしていってね!!!」の歴史が始まったのは昨年の夏~と、思ったより浅いのでは…? 我々は大きな思い違いをしていたのかもしれない。『ゆっくりしていってね!!!』誕生は2007年8月~? 敵が巧妙に隠していた真実までだいぶ近づいて来た。 ゆっくりで全く立たなかった私がこんな大胆な調査をして大丈夫なのか? 真相に近づけば近づく程不吉な気配がする。ひょっとしたら私は誰かに消されてしまうかもしれない その時は… 早苗さんに後を継いでもらいたいな。うん。 【BACK】
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きゅうり味のゆっくりしていってね 最初だけは可愛い女の子が出てきます。その後はホラーっぽい展開になる。 コメントがあると身構えが出来るのでニコニコ動画の方をリンク先にしました。
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『ゆっくりしてゆっくりしてゆっくりしていってね!!!』 「ゆ!ここをまりさたちのあたらしいゆっくりプレイスにするよ!」 もはやありがちなこの光景しかし… 「ゆっ!じゃまなれいむがいるんだぜ!いたいめにあいたくなかったら、さっさとでていってね!」 「とかいはじゃないれいむはさっさとでていってね!」 れいむは何も答えない 「ゆっ!ばかにしているね!まりさはこうみえてもやまでいちばんのちからもちなんだぜ! さっさとにげだしたほうがみのためなんだぜ!」 「…」 「ゆっがぁぁぁ!!!もうおこったよ!あとでごめんなさいしてもしらないからね!」 「まりさがんばってね!」 まりさはものすごい(ゆっくり的に)スピードで体当たりをした…はずだった 「ゆっぎゃぁぁぁ!!!いたいぃぃぃぃ!!!」 まりさはおもいっきり柱の角に顔面を打ち付けました れいむはまりさが突進してきた場所から少しずれた場所でまりさの方を見ていました 「も゛う゛ゆ゛る゛ざな゛い゛ん゛だぜえ゛!」 まりさは空高く(しつこいようだがゆっくり的に)舞い上がり 「づぶじでやるんだぜぇぇぇぇ!!!」と押し潰そうとしましたが 「ゆぶぇ!」例によってまりさは顔面から床に叩きつけられました 「なんでなんだぜぇ!!」まりさは起き上がるとれいむの方を見ました れいむはまたまりさが押しつぶしを当てようとしたところより少しずれてまりさの方を見ていました 「こんどこそゆるさないんだぜぇ!」とまりさが言いかけた瞬間 『ゆっくりしていってね!!!』とれいむから声がしました 思わず「「ゆっくりしていってね!!!」と返事を返してしまいました これにはまりさはニヤリとせざるを得ませんでした 「ゆっ!まりささまのちからをみておじけづいたんだぜ! このれいむはこしぬけなんだぜ!」 「さすがまりさね、あとでとかいはのあいでつつみこんであげるわぁ」 「ゆぅ~んてれるんだ『ゆっくりしていってね!!!』 「ゆっ!まりさはいまありすとあいのかたらいちゅうなんだぜ! ぶすいなまねをしないでほし『ゆっくりしていってね!!!』 「ゆがぁ!しつこいんだぜ!もうおまえのいばしょはここじゃないんだぜ! さっさとでていくんだぜ!」 『ゆっくりしていってね!!!』 「しつこいんだぜぇ!ゆっくりできないんだぜ!」 『ゆっくりしていってね!!!』 「ゆげぇ!こいつきもちわるいんだぜえ!」 「ぜんぜんゆっくりできないわ!こんなのとかいはじゃないわぁ!」 「もうこんなところでていってやるんだぜぇ!ゆ? なんででぐちがなくなってるのぉ!?」 まりさ達は確かに玄関の隙間から入ってきたはずでした しかし今は玄関はぴったりと閉じられ蟻の子一匹入るスペースすらありません 『ゆっくりしていってね!!!』 「もうこっちにくるなだぜぇ!」 「とかいはぁぁぁ!!」 まりさとありすは恐慌状態になって逃げ回りますが、どこへ逃げても 『ゆっくりしていってね!!!』としかしゃべらないれいむに追い詰められます 「もうごないでぇぇぇ!!」 「まりさ達が悪かったよ『ゆっくりしていってね!!!』 「ゆぎゃぁぁぁ!!!」 しばらくして家の主が帰宅しました 『ゆっくりしていってね!!!』「ゆぎゃぁ!!!」 家の主が様子を見に行くと、部屋の陰でがたがたと震えながら変な液体をばら撒いている まりさとありすの姿がありました 家の主は2匹をつかむと外へ放り投げました その時に 『ゆっくりしていってね!!!!』と大声で叫んであげました あのまりさとありすはもう二度とゆっくりしようとは思わないでしょう 「どうでしょうか?今回の企画は!?」 「ボツ」 「え!?」 『ゆっくりしていってね!!!』 「だって追い出すよりそのれいむ使って潰したほうが早いでしょ」 「床餡子で汚れないですよ!?」 「そのかわり、あなたの家の家具がめちゃくちゃだけどね」 『ゆっくりしていってね!!!』 「…それになんか、むかつくから」 終われ このSSに感想をつける
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アリスとゆっくりありすの生活 私の名前はアリス・マーガトロイド、この辺でちょっとは名の知れた都会派魔法使いよ 今日は雨が激しいから魔理沙の家にも行けない 何か暇つぶしはできないものかって……ドアに何かがぶつかったわね…… 私が玄関のドアを開けると黄色いバスケットボール大の何か……いや そこには息も絶え絶えなゆっくりありすがいた 雨に濡れたからか髪の毛が全く整っていない、おまけに髪飾りまで落としている そして私が一番気になっているのは頭に生えている蔓 そこに生えていた赤ゆっくりはありすが一匹、それに……嘘でしょ!? 雷雨降り注ぐ魔法の森、その中を飛び跳ねる一匹の饅頭 そしてそれを追いかける二匹の饅頭 よく見ると逃げる饅頭には頭に大きな蔓が生成されている、恐らく赤ゆっくりだろう 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!……」 「まってね!へんなあかちゃんつくるゆっくりありすはゆっくりしないでね!!!」 ありすを追いかけるのは二匹のゆっくりれいむ どうもありすが先天性異常のあるゆっくりか何かを作ってしまったらしい でも…このれいむ達を責めないでやってほしい 何故なら、彼女らは怖がっているだけなのだ ゆっくりも他の動物同様、イレギュラーな存在を極端に嫌う事がある なまじ中途半端な知性を持っているが故にその行動が我々を不快にさせることもある このゆっくりありすはたまたまおかしな赤ゆっくりを作ってしまった、運が悪かっただけなのだ 途中でれいむ達が動けなくなる、ゆっくりは饅頭故に長時間雨の中で行動する事ができない 川や海なら水棲種でもない限りなおさらだ 「ゆゆっ!?ゆっくりうごけないよ?」 「ゆっ…れいむをゆっくりたすけてよ!!!」 ゆっくりは植物型出産をする際に頭から蔓を伸ばす その際に赤ゆっくりを雨等から守るために大きな葉っぱを生成する これがありすを雨から守るため、ありすはどうにか一つの家にたどり着く事ができた ちなみに動けなくなってしまったれいむ達は後からやってきたまりさ達に助けられ 一命を取り留めたとだけ書いておこう、これはありすの物語だ 私は事態の整理を始めた、まずゆっくりありすが私の家の前にいる事 それにゆっくりありすは頭に赤ゆっくりを生やしている事 その赤ゆっくりは親、私と同じ髪の毛、髪飾り こいつはゆっくりありす、勿論私がモデルね 次に大きなうさみみに薄紫の髪、これはゆっくりれーせん 青い髪の毛にちょっと変わった帽子、これはゆっくりけーねと言った所かしら 赤い髪の毛に二つの髪飾り、これはゆっくりこまち ありすはともかく他の三匹はこの近辺では見ない れーせんは永遠亭付近の竹林、けーねは竹林付近の草原 そしてこまちは無縁塚の三途の川付近に生息していると聞く でもここまでくるとは本当に考えにくい、ゆっくりにおける先天性異常かしら? とりあえずゆっくりありすを家の中に入れてあげる事にする 私の顔をしたゆっくりに家の前で死なれても嫌だ、とりあえず最低限の治療は施す まず外傷の確認、逃げる際に石でもぶつけられたのか 皮の表面に石で抉られたような跡が数カ所ある 「ゆ…いたくなんか…ないわ……」 「こんなのを残しといてよくゆっくりありすと名乗れるわね、私が恥ずかしいわ!」 それに雨に打たれているけど赤ゆっくりを守るための葉っぱが傘になってくれたようね 補強をするのは底面だけで済みそう 「ゆ…とかいはのありすに…なにするつもり?……」 「どうもなにも、家の前であなたに死なれちゃ気分悪いわ!」 それに元気が無い、雨の中死ぬ気で逃げれば当然か ちょうど家にグレープジュースがあった、勿体無いけどこれを振りかけておく 「ほら、こいつでも飲んでおきなさい、少しは元気出しなさいよ」 そして私は家にあった小麦粉を取り出し、ありすの補強に使用する 底面に付いていた砂利、石などを丁寧に取り除き、駄目になった皮を練った小麦粉で補強する その際にでこぼこにならないように気をつける、私がモデルである以上変な格好にはさせられないわ 「君…髪飾りはどうしたの?落としたみたいだけど」 「ゆっ!?…か…かんじないわ!!!」 そして無くなった髪飾り、ありすは動揺して無い風を装っているけどバレバレね 無言で涙を流し始めてるじゃない、ゆっくりの髪飾りは自分の個性を出すというけど 私にはあまり見分けは付かないわ、ゆっくりにしかわからないのかしら このありすは私のだとアピールするためにも新しい髪飾りを作ってあげる必要がありそうね 拾った以上、私にはこのありすを育てる義務がある、こんな状態のゆっくりを放り出せないわ 赤ゆっくりは皆目を閉じている、息をしている所から死んでいる訳では無さそう この大きさだと……恐らく明日の昼には生まれそうね 私はありすに合わせて髪飾りをぱっぱと作る、私のサイン入りよ これでありすに施すべき治療はほとんど終わったわね あとは小麦粉の癒着を待つだけ、私はゆっくりの飼い方を再確認しつつ 人形達を操作しありす達が逃げられないように部屋を改造する事にした あらかた改造を終えた所で私は眠りに就く 念のためにありすを自律型の人形に監視させておく事にする 明くる日、目を覚ました私はありすの様子を見る 昨日の事で本当に疲れたのかまだ寝ている、赤ゆっくりも生まれ落ちていない 小麦粉も完全に癒着した、ありすもゆっくり本来のスタイルを取り戻したと思うわ 「上海、蓬莱、お疲れさま」 私が起きるまで監視していてくれた、これからも働いてもらわないとね 「ゆ…」 私が朝食を摂っているうちにありすが目を覚ます ありすの朝食も用意済み、その辺からゆっくりにも問題のなさそうなきのこを採ってきたわ 「お目覚めの気分はどうかしら?」 「ゆ…ここは…」 「私の家よ、そこに食べられるのを置いといたから食べておきなさい」 「ゆっ、べつにうれしくないんだから!」 そう言いつつもきのこを器用に飲み込んでいくありす 食べかすをこぼしていないのは流石、自称とかいはと言うだけはあるわね 「ごちそうさま、べ…べつにうれしかったわけじゃないんだから!……ありがと……」 何だかんだうれしい事言ってくれるじゃない、ありすの習性は理解しているから安心して ありすはコミュニケーションをする際に恥ずかしさから来るのか 自分の思っている事の正反対の事を言ってしまう、ありすの習性を理解していること ありすと数日付き合えばわかる事と飼い方の本には書いてあったわ と思っているうちに突然ドアが開き、見慣れた人物が入ってくる といっても魔理沙ではない、魔理沙同盟であるパチュリーよ 「あら、パチュリーじゃない、図書館は大丈夫なの?」 「その点においては抜かりなしよ、小悪魔に試作品の装甲を付けてもらったから」 「試作品?」 「そう、ちょっと面白いアイテムが来たから河童と協力してそれの内容を再現してみたわ」 「なんかろくでもない物ができていそうね……」 試作品の話はほどほどにしてパチュリーにありすの様子を診てもらう 「なるほど…先天性の異常ね、こういう個体は見た事があるわ」 「それで…どういう個体なの?」 「そう…このありすはさまざまなゆっくりを生む事ができるのよ」 私は驚愕せざるを得なかったわ、先天性の異常と聞くと どうしても表面上にでる異常を思い浮かべるけど さまざまなゆっくりを生む事ができるとは大したものね 「でも…それで他のゆっくりに怖がられて最悪の場合は群れによって殺される場合もあるわ」 「そうなった時に私は小悪魔に命じてそのゆっくりと赤ゆっくりを強奪させてきたの」 「そのゆっくりは今は私が図書館で飼っているわ、種類はれいむよ」 それがパチュリーが見た最悪のケース、私が昨日の夜経験したケースも教えておく 「なるほど、だとすると群れの質は良かった方ね、まとめているゆっくりがまともだったのかしら」 「多分逃げ出せただけ運の良かった方ね、質が悪いと逃げる間もなく群れから総攻撃されるわ」 この異常については何となくわかった、まずは赤ゆっくりが生まれ落ちるまで 私はパチュリーと世間話をしていたわ ふと私はありすを見ると赤ゆっくりが生まれ落ちようと体を揺らしていた それにも関わらずありすはすやすやと眠っている、それだけ疲れたと言う事にしておくわ 「下にタオルは敷いているわね、生まれて潰れたら笑い事じゃ済まないわよ」 そんなことは参考書で学習済み、タオルは念のためにふっくらした奴を3枚も敷いてあるわ 「まず落ちるのは…ゆっくりれーせんかしら」 勢い良く体を揺らしていたれーせんが蔓から切り離され、タオルに着地する 「ゆ…ゆっきゅりちていきまちゅ!!!」 モデルと同じく目は真っ赤だ、いざと言うときはこれで相手を混乱させているうちに 逃げだすと聞く、ゆっくりにしてはモデルの能力を生かした良くできた自衛手段と言えるわね 次のゆっくりがタオルに落下する、ゆっくりこまちよ 「ゆっくりしていくよ!!!」 れーせんと違い、赤ゆっくりであるにも関わらずしっかりした口調で話す モデルが話し好きだからかな、あ…次はけーねの番ね 「けーねと言います、ゆっくりしていってね!!!」 モデルが教師をしているからかしら、自己紹介に簡単な漢字を混ぜているわね それにこまちと同じくしっかりした口調ね、教師が元ならそうであって欲しいわ 最後にありすが生まれ落ちる、三匹と同じく危なげも無く着地する 「ゆっきゅりちていきゅわ!!!」 パチュリー曰く、赤ゆっくりはろれつが回らないのは当然みたい こまちやけーね、あや等のモデルが話術に長けた、または話し好きのゆっくりは しっかりした口調で話すみたいね 「どう?ゆっくりと言っても様々な種類がいるのよ、多分これからも増えていくと思うわ」 「生まれたときからしっかりした口調の子もいるのね……」 さて、赤ゆっくりが生まれたのに気がついたのかありすが起きているわね 「このこたちが…ありすのかわいいあかちゃん……」 群れで見ないゆっくりだったのか不思議そうに赤ゆっくり達を見ているわね 何だか泣いているようにも見えるけど……まあ群れから追い出されてまで生んだゆっくりだからね 赤ゆっくりが全て生まれ落ちたためか、ありすの頭上に生えていた蔓がぼろぼろと崩れ落ちていく これは赤ゆっくりの最初の食べ物となるわ この蔓は今まで赤ゆっくりを育てていたものだけあって栄養たっぷりよ とりあえず分け隔てなく赤ゆっくり達に蔓を与えているようなので安心する この手のゆっくりは特定の赤ゆっくりにしか餌をあげない場合もあるので心配だったけどね 「ゆっくりたべていいのよ、あんしんして」 「ゆっ!ゆっくりたべていくよ!!!」 その割には腹が減っているのかゆっくり食べていない気がするけどまあ良いわ 私は赤ゆっくり達が蔓を食べるのをパチュリーとお茶を飲みながら観察していたわ 続く 元ネタの明記 パチュリーの言う試作品とはACfAに登場する兵器を小悪魔のサイズに合わせたものだと思われる -- ありすアリスの人 (2008-10-13 16 24 39) 魔理沙同盟………… -- 光神 (2009-10-17 19 37 25) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/4605.html
199X年、幻想郷は核の炎に包まれた!しかし人類と妖怪とゆっくりは死滅していなかった! 「ヒャッハー!おにいさん、ゆっくりしていってね!!!」 突然、目の前にゆっくりれいむの親子が現れた。 母親と思わしき大きなものが一体、バスケットボール大のものが一体、それにハンドボールサイズのちびゆっくりが一体の計三体だ。 「ここはれいむたちのおうちだよ!ゆっくりとおりたかったらたべものをおいていってね!」 「ゆっくりちょうだいね!」「おいていっちぇね!」 時代は変わっても、ゆっくりたちの図々しさは変わらない。 どうやら、ここから先は自分たちのテリトリーであるから通りたければ食べ物を寄越せということらしい。 「生憎だが私は今、食べ物を持ちあわせていない。」 「だったらここはとおせないよ!たべものもってないお兄さんはゆっくりあっちにいってね!!!」 「それは困る。……そうだな」 「ゆ?なにするのお兄さん?ゆっくりはなしてね!!」 「もっとゆっくりできる場所に案内してやろう。お前達、私の家に来なさい。食べ物も沢山ある。」 男は母ゆっくりをしっかりと捕まえながらそう言った。 「ゆっ!ゆっくりできるの?」「お兄さんの家でゆっくりしたいよ!」「ゆっくりさせちぇね!」 『ゆっくり』出来ると聴けば、たとえ、見ず知らずの人間の言葉であっても容易く跳びつく。 時代が変わってもゆっくりたちの頭の中は相変わらず何処までもスイートな餡子ブレインであった。 こんな調子でよくこの世紀末の世を生き延びてこられたものだと、内心苦笑した。 「お兄さん!どうしてれいむをうごけなくさせたの!ゆっくりさせてね!」 ベルトで手術台に固定された饅頭が騒ぎ立てる。 「少し俺の手伝いをしてもらうだけだ。終わったらすぐにゆっくりさせてやろう。」 「はやくお母さんをはなしてね!」「はなしちぇね!ゆっくしさせちぇね!!」 本当に耳障りな饅頭どもだ。すぐにでも叩き潰してやりたい衝動に駆られるが、グッと抑える。 それでは面白くない……いや、勿体無い。折角、手に入れた木人形(デク)なのだから。 「フ……心配するな、新しい秘孔の究明だ!成功したらおまえは今の10倍ゆっくりできる!!」 「ゆっ、ゆ゛ぐっ……」 目的の秘孔があると思われる位置を強く突くと、母ゆっくりは大人しくなった。 「んん~~~……」 俺は母ゆっくりが悶える様子を見守る。 「ゆ゛っ、ゆ゛ゆ゛っ、ゆ゛ぎゅ゛ぎゅ゛っ……」 母ゆっくりが小刻みに震え始めた。 「おかあさん!あとでいっしょにゆっくりしようね!!」「ゆっくりちようねっ!」 子ゆっくりたちも母が悶える姿を見守っている。フフ……お前達もすぐに実験台にしてやろう。 「ゆ゛っ!?ゆ゛ぐっぎゅ゛っ……ゆ゛ゆ゛ゆ゛っぐ……」 母ゆっくりの顔面が蠢き、変形し始める。今までのデータを元にするならば、これはあまり良い兆候ではない。 「お゛、お゛がぁ゛ざぁ゛ーん゛っ……」「どぉ゛ぢでごん゛な゛ごどずる゛の゛ぉ゛ーーーーっ……」 さすがに見て取れるほどの異常事態に気付いたのか、子ゆっくりたちはうろたえ泣き喚き始める。 「さて……どうしたものか……」 「み゛でな゛い゛でお゛がぁ゛ざん゛を゛だずげでぇ゛ーっ……!」「ゆ゛っぐり゛ざぜでぐれ゛な゛い゛お゛に゛い゛ざん゛は゛は゛や゛く゛じね゛ぇ゛!」 全く、自分勝手な饅頭どもだ。本当に、生きている価値の欠片も無い。だからこそ、何の躊躇いも無く木人形にできるというものだが。 「そうか、助けてほしいか。ならば治してやろう。俺は天才だ。俺に不可能はない!!」 「ゆ゛ぎゅ゛ぐべべべばばばばばばぁ゛ぁ゛ぁ゛っ……」 ぐねぐねと変形を続ける饅頭に手をつく。 「お前を治す秘孔は……これだ!」 ドスッ! 「ゆ゛ぎぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛っ……ゆ゛っぐり゛ゃ゛っ!」 ドボチャアッ! 「ん!?まちがったかな……」 後に残されたものは、餡子と破けた皮だけだった。 さっきまで悶え苦しみながらも、確かに生きていた母ゆっくりはもう、どこにも居なかった。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ーっ……!」「お゛がぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ざぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん゛!!」 そして遺された子ゆっくりたちはさっきまでよりも、なお一層強く泣き叫ぶ。 「お前達にもすぐに秘孔の究明の手伝いをしてもらうぞ。」 母の命が尽きたところで、子ゆっくりたちの命が尽きるわけではない。 「フフ……おれの求める北斗虐待拳はまだ遠い!!」 男の実験は、まだ続く。 このSSに感想をつける
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広いんだか狭いんだかわからない世界のとある神社。 そこには素敵な巫女さんと、巫女さんにそっくりのおまんじゅうが住んで居ました。 「れいむはおまんじゅうじゃないよ!おまんじゅうっぽいだけだよ!」 失礼、巫女さんにそっくりな『ゆっくりれいむ』と言うおまんじゅうが住んで居ました。 Σ「あんまかわってない!?」 神社にはお客さんがあまり来ませんが、巫女さんの友達はしょっちゅう遊びに来ます。 巫女さんは「友達とかそういうのじゃない」と言いますが、 れいむは巫女さんがツンデレなのを誰よりも理解していたので、影でニヤニヤ… 「だいたいツン8 デレ2くらいだよ、攻略するときはきをつけて ゆっくり選択肢をえらんでね!」ニヤニヤ れいむはその友達を「ゆっくりしていってね!」とお出迎えするのが楽しみでした。 友達は巫女さんがおでかけする度に増えていき、 それにしたがい、れいむも色んな人に「ゆっくりしていってね!」をして… いつの間にか、れいむは皆から『ゆっくり』と呼ばれるようになったのでした。 「安直きわまりない!」 そんな日が続いていき、 れいむは自分も誰かに「ゆっくりしていってね!」をしてもらいたいと思うようになりました。 「どうせならおなじゆっくりだとはずれがないね!」 しかし神社でお留守番をしていても… 巫女さんのおでかけについていっても… れいむが他のゆっくりに出会うことはありませんでした。 協力してくれた天狗さんからの話も『見つからない』がずっと続くばかり… 「ならしかたないね!」 ですが、いつも通りのほほんとした調子でれいむは縁側へ昼寝をしに向かいます。 ・ 別に同じゆっくりがいなくても困らない たまにご飯よりおうどんが食べたくなる事もあっても 夕飯がおもいっきりご飯なのもよくある事。 だから期待してた分、ちょっとガッカリするのも仕方ないね。 それでも食べるご飯はちゃんとおいしいし、毎日楽しい。おんなじ事だよ! 「なんくるないさー♪」 そう思いながら縁側につくもれいむは眠気がせず、ぼーっと庭中の落書きをみていました。 全部れいむが今まで書いた巫女さんや友達の似顔絵。 最初はそのつもりで描いていた落書き。 「ゆっくりしていってね!」 でも、れいむが自分への「ゆっくりしていってね!」を願うようになった頃から、 落書き達はれいむがいつか会えると想像していた仲間達の絵になっていました。 こんなに仲間がいたら、きっと「ゆっくりしていってね!」だけで日が暮れちゃうね! こんなに仲間がいたら、ご飯もいっぱいなくちゃだめだからみんなで宴会だね! こんなに仲間がいたら、きっと毎日ゆっくりゆっくりしてられないよ! でもこの世界にはほかのゆっくりなんていないよ―「ゆっくりした結果がこれだよ」 れいむはこの時、初めて思いました『ゆっくりしたくない』と ―――― 居間へ行くと巫女さんはすやすや眠っている。 起こさないように、音をたてないように れいむは巫女さんがお菓子をのせるお盆に乗ります。 『おまんじゅうに変身する術』 なんのためにつかうかわからなかったけど、きっとこのためだったんだとれいむは思いました。 (起きたらおいしいおまんじゅうがあるから、それでゆっくりしてね!) 「さあ、おたべなさい!」パカッ れいむがそう唱えると、その場所には二つのおまんじゅうだけが ちょこん、と残っているのでした… ■■■■■■■■ 「…ゆ?」 …しかし、れいむはまだれいむでした。 おまんじゅうになったはずなのに…。れいむが不思議に思っていると、 隣のおまんじゅうが突然もぞもぞと動きはじめました。 「ゆゆ??」 やがておまんじゅうはぷくぷく膨らみ、れいむと同じ大きさにまでなって、 最後にてっぺんが『ぽんっ!』と弾け、おまんじゅうがまっ黒帽子をかぶりました。 「ゆっ!」 「ゆゆゆ?!」 振り替えったまっ黒帽子の姿は、れいむが書いた『だぜ』の絵そっくり。 『れいむはおまんじゅうになったのに、れいむはれいむで、 なのにれいむのはんぶんがだぜで、でもこのだぜはれいむの絵だったけど、いまのだぜは…』 れいむにはとにかくわけがわかりません。 でも一つわかる事があります『待ちに待った仲間ができた!』する事は一つ。 「ゆっくりして…」 「さあおたべなさい!」パカッ 「ええええ!!」 せっかく出会えた仲間は光の速さでおまんじゅうになってしまい、 れいむは予測外のショックをうけました。 しかし、しばらくすると… 「たべないと…」「「ふえちゃうぞ!!」」 今度は『だぜ』のほかに『お人形のおねーさん』も増えました。 今度こそ… 「ゆっくりしていっ「「さあおたべなさい!!」」パカッ 「またぁ!?」 そしてまた今度も 「「たべないと…」」「「「「ふえちゃうぞ!!」」」」 天狗さん、お花のおねーさん、おぜうさま、メイドさん… 増えても増えても「おたべなさい!」は続き、そのたびに新しいゆっくりが生まれて… ゆっくり達の声は妙に楽しげなリズムにのって、れいむもそれに自然と続きました… さあおたべなさい!たべないと…ふえちゃうぞ! さあおたべなさい!たべないと…ふえちゃうぞ! さあおたべなさい!たべないと…ふえちゃうぞ! さあおたべなさい!たべないと…ふえちゃうぞ!・・・・ ――――――― 狭いんだか広いんだかわからない世界、 そこには様々な住人と、住人達にそっくりなおまんじゅう達が居りました。 「おまんじゅうじゃないよ!れいむたちはおまんじゅうっぽいだけだよ」 失礼、ゆっくりというおまんじゅうっぽい住人達がたくさん居りました。 「うー、いぇす!」 相変わらず巫女さんの神社にはお客さんがこないので、今日もれいむは遊びにでかけます。 れいむにもたくさんの友達ができました。 本人は「ひとづきあいってめどいよ!」とか言ってますが、 巫女さんは自分の事もあってか苦笑しながら「はいはい…」と流すのが定番でした。 れいむはその友達をお出迎えしたり、こうして遊びにいってお出迎えされたりするのが楽しみでした。 「ゆっくりしね♪」「ゆっくりなのかー」「はるですよー!」 たまに思ってたのとだいぶ違うのもいるけど… 「ゆっ、ゆっ」 思ったより大した感動もなかったけど… 「ゆっくりしていってね!」 「ゆ!ゆっくりしていってね!」 れいむは毎日にちょびっとの達成感をてにいれたのでした。 ゆっくり、ゆっくり… おまけ ・ ・ ・ 「こあ、ぱちゅりーさま?これ、ほんとのおはなしなんですか?」「こぁ?」 「むきゅ、どうかしら?ただのお伽噺なのか…ほんとうの事なのか…」 「ぱちゅりーさまでもわからないんですか?」「ですかー?」 「わたしがいた頃はもうたくさんゆっくりがいたもの…わたしの中の事実はそれだけよ」 「ほんとはじぶんのなかにこそある、ですか」「かー?」 「そういうものね。さ、これを棚にもどしてきて」 「こあ!」「ぁぃぁぃこぁー!」 おしまい。 by.とりあえずパフェ あとがき じつは自分のなかでここ最近秋のおたべなさいSP、みたいなくくりで書いたりしてました。 不思議な籠はゆっくり達が自分を「おたべなさい」 らんの焼き芋はゆっくり達が食べる「おたべなさい」 そして今回が「おたべなさい」→「ふえちゃうぞ!」のコンボでお送りしました では、今度こそ失礼します… この短編、地味に名作だと思う。 -- 名無しさん (2009-12-10 14 06 10) かわいいストーリーですね^^ -- kanndou (2011-07-28 12 11 39) 名前 コメント
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私か?今追いかけられて忙しいんだから手短に説明してやる、私は鬼人正邪、見ての通り絶賛指名手配中の天邪鬼さ 少名針妙丸をそそのかし、打ち出の小槌の力を使って幻想郷を弱者の為の世界としてひっくりかえしてやろうと思ったら お決まりの通りに博麗の巫女その他に阻まれて大失敗、今では巫女が針妙丸に構っている隙に身を隠し たった一人で幻想郷に反逆してやろうと日々幻想郷の有象無象と追いかけっこをしているって所だ 今日は不幸にも赤蛮奇というろくろ首に見つかってな、何とかここに隠れて一休みって所だよ さて、ここにいればしばらくは持つとは思うが…何とかあいつらに目にもの見せておかないと 私はただの弱者で終わってしまう、何か…何かあいつらに一矢報いるための反則アイテムを選別しなくては… 「ゆっくりしている場合じゃねぇ!!!」 うわっ!なんだコイツ!…なんだ…ゆっくりか? ゆっくりと呼ばれる何か、こいつら、幻想郷に昔からいる弱者なんだかそうじゃないんだか よくわからん妙な奴らなんだが…頭から生えた二本の角、所々が白く、前髪にて存在を主張する赤い髪… そして野心に満ち溢れた(自己申告)赤い眼…これどう見ても私だよな? 「そうだ!せいじゃはゆっくりだよ!でもゆっくりしないよ!!!」 …まさか私を模したゆっくりもいたなんてな…どうやら私を模しているだけあってゆっくりするつもりはないらしい いや、ゆっくりしたいのか?それともゆっくりしたくないのか?クソッ…考えたら訳わかんなくなってきた 「そこにいたのか、そろそろお縄についてもらうよ天邪鬼!」 うわっ、放せ!そんな汚い手で私に触れるんじゃねぇ!…まずい、考え事をしていたらろくろ首に捕まってしまった このままでは反則アイテムを選ぶ暇もなくやられてしまう!…そうだ、こいつをつかってみるか! 私は何とかろくろ首を引き離し、手元にあったそいつをろくろ首の頭に投げつけた! 「うわッ!私の身体になんてことすんのよ!返しなさい!」 「やなこった!きょうからこのからだはせいじゃのものだ!かんしゃするんだね!!!」 「わっ…痛ぁい!!」 投げつけたせいじゃは見事にろくろ首の頭とすり替わり、ろくろ首の頭から逃げ出し…いや向かって正面衝突! 見事にろくろ首をノックアウトしやがった!今なら簡単に逃げ切れるぞ、どうだざまあみろ! 私は脇目も振らずにその場から離れ、まんまと逃げおおせる事に成功した まあろくろ首の身体を乗っ取った(?)せいじゃは取り押さえられている頃だろうがまあ気にすることもないだろう さて…ちょうどいい洞穴もあるし今晩はここで野宿するとして… 「ゆっくりしている場合じゃねぇ!!!」 ッ!?…馬鹿な…確かに私はあの時あのゆっくりを見捨てて逃げ出したはずだぞ!? 晩飯の焼き魚をかじりながらも振り向けば… 「せいじゃをぎせいににげられるとおもったの?おめでたいな!!!」 あんの野郎…どうしたのかわからんがあの場から逃げおおせて私を見つけ出したらしい 私は野宿する事をやめ、その場を離れる事にした、せいじゃが幻想郷の有象無象と繋がっている可能性を否定できない 「ゆっくりしている場合じゃねぇ!!!」 それから数日間…私はせいじゃを利用し、次々と追っ手を振り切っていたが せいじゃの言葉に急かされていると思ったのか、野宿することもなく、最低限の仮眠と食事のみをとりつつ逃げていた 日が経つごとに私の足取りは重くなり、眠気に苛まれるようになり、せいじゃの表情もふでぶでしいものから いつしか私を心配するような表情になってきていた、だが私を急かすかのような「ゆっくりしている場合じゃねぇ!!!」の 一言だけは変わることはなかった、私は休むことなく、追っ手を撒きつづけた…そして… 離せ!まだ私は屈していないんだ!離せ!離せよ!いたッ! 「もう暴れる体力すら残ってないじゃない…そろそろ観念しなさい」 「正邪…もういいんだよ、もう…休もう?」 「ゆっくりしている場合じゃねぇ!!!」 私はここ数日の無理が祟ったのか、ついに力尽きてしまい、巫女に捕まった 眠気か疲れか巫女の陰陽玉で殴られたショックからか、まったく定まらない視界には 心配そうに私を覗く針妙丸の姿と今にも泣きそうな表情のせいじゃがそこにいた 「あんたも無茶するわね、目の下も黒いし服もぼろぼろだし、少しは休んだらどうなの?」 んの野郎…休んでる暇なんか…ま…待てよ…思えばせいじゃと出会ってからというもの まったく休む時間をとれていなかった気がする、ひょっとしてあのせいじゃの一言が私を突き動かし続けたのか? それとも… 「ゆっくりしている場合じゃ…ゆっくりしていってね!!!」 ああ、私はドの付く阿呆だったらしい、最初からせいじゃは「ゆっくりしていってね!!!」と言っていたのだ 態々天邪鬼である私に合わせて「ゆっくりしている場合じゃねぇ!!!」と言い換えていてくれていたのだ ちくしょう、こんなゆっくりにまで気遣われていたなんて…もっと素直にゆっくりしとけば……良かったのかな… 「…寝付いたわね、こいつどんだけ逃げ回っていたのよ…でもこれで一件落着かしら」 「ねぇ霊夢…」 「ええ、わかってるわ、とりあえず紫たちもこいつで遊んでいただけみたいだし、そこまで酷い目には遭わないでしょ」 「ならいいけど…」 「ほらせいじゃも来なさい、こいつを休める場所に連れてくから」 「…やなこった!!!」 「もう、せいじゃも意地張らないの、あんたも正邪が心配でしょ?付いてきなさい」 一つの異変が終わった、一人の天邪鬼が起こした異変、それに乗じたスキマ妖怪の戯れは天邪鬼が倒れる事により幕を閉じた 今もその天邪鬼は懲りることなく周囲への反逆を続けているだろう その傍らには天邪鬼を模したゆっくりと時折やってくる小人の姫の姿もあったという ありすアリスの人
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登録タグ:MAD グロ ジョーク・ネタ ビックリ ホラー ワード名が長い記事 個人差が分かれやすいワード 危険度2 東方Project 殿堂入り ''同人ゲーム『東方Project』内で使われているBGMをアレンジした楽曲「きゅうり味のビールを飲めばいいよ!」(IOSYS制作CD『東方河想狗蒼池』収録)のPVのパロディ動画。 タイトル通り、同ゲームのキャラクター「河城にとり」が2次創作作品「ゆっくりしていってね」シリーズの「にちょり」に置き換えられているが・・・ 平気な人はネタとして楽しめるものだが、トラウマになる人はトラウマになってしまう動画。 分類:ジョーク・ネタ、ホラー、殿堂入り、グロ、ビックリ 危険度:2 (人によっては1〜4まで変動する) コメント 怖く無かったけど後味が悪いな。 -- (スカービィ) 2023-06-15 20 28 51 途中で噎せてるのが最高に好き。敢えて録り直さずこのまま使った作者のセンスも好き -- (名無しさん) 2023-09-25 10 28 50 むせてるけどちょっとわからない -- () 2023-10-11 16 11 44 これ全部見たことある -- (東方大好き) 2023-11-02 16 31 41 ちょー怖い -- (東方大好き) 2023-11-02 16 32 11 リズムいいし癒されるしマジ神( ´∀`) -- (どこでもいるただの人間さん) 2023-11-05 17 46 16 リズムいいし癒されるしマジ神 -- (どこにもいるただの人間さん) 2023-11-05 17 47 42 え!まってww同じやつ二つ投稿してたんだけどww -- (驚いてる人間さん) 2023-11-05 17 49 00 むせるところ撮り直さなかったの投稿者一生の不覚だろうな… -- (増野サチ) 2023-11-18 23 31 30 ↑まあネタになってるし、結果オーライでしょw -- (名無しさん) 2023-12-17 09 17 09 名前 コメント すべてのコメントを見る 耐性自慢(「こんなのヨユーw」「俺小6だけど見れたw」など)のコメントはご遠慮下さい (過去そういったことが相次ぎコメント欄停止にまで至ったことがあります)